転職ノウハウ

メーカー系SIerはやめとけ?理由5つと対処法

※本記事にはプロモーションが含まれています。

記事のまとめ

メーカー系SIerで働く20代エンジニアに向けて、「やめとけ」と言われる理由5つを解説します。

親会社の意向に左右される仕事の中身と、入社前に抱きがちな勘違いを整理。

辛い思いをしないためにやるべきことも紹介します。

結論から言うと、メーカー系SIerが「やめとけ」と言われるのは、仕事の中身が親会社の案件と社内調整に寄っているからです。

「親会社の顔色をうかがう仕事、もう限界かも…」と感じている20代は多いかなと。

エンジニアエンジニア

メーカー系SIerって、本当にやめとけと言われるほどきついんですか?

テック先輩テック先輩

会社や配属先による部分はあるよ。ただ親会社ありきの仕事の作られ方を知らずに入ると、そのギャップでしんどくなる人が多いから注意が必要だね!

メーカー系SIerと聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。

Web系の自社開発企業のように、自由に企画してプログラミングで形にしていく仕事だと思っているなら、今すぐその思い込みを手放しましょう!

メーカー系SIerの実際の仕事は、日立・富士通・NEC・東芝などの親会社にあたる製造業の案件が中心で、資料作成や社内調整に時間を取られる場面が目立ちます。

プログラミングよりも、親会社側の担当者との折衝や進捗管理のスキルが求められる仕事が多くなります。

この実態と入社前のイメージのズレから、「思っていた仕事と違う」と感じて辞めたくなる20代が目立ちます。

同じメーカー系SIerでも、担当する案件によって仕事の中身はまったく変わります。

今回は、メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由を5つ挙げつつ、よくある勘違いも合わせて説明します。

「メーカー系SIerで辛い思いをしないためにやるべきこと」も、最後にまとめました。ぜひご覧ください!

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メーカー系SIerがきついと言われる理由5つ

メーカー系SIerが「きつい」「やめとけ」と言われる理由は、主に次の5つです。

  • 親会社向けの資料作成に時間を取られる
  • 親会社の事業部門に振り回される
  • 案件を選べず、無理なスケジュールを押し付けられる
  • 親会社のプロパー社員(親会社の生え抜き正社員)との関係に苦労する
  • 工場・生産管理システムの保守が中心で技術の幅が狭い

順番に見ていきます!

①:親会社向けの資料作成に時間を取られる

パソコンの前に座っていても、やっているのはエクセルやパワーポイントでの資料作りばかり、という職場があります。

担当する工程が上流に偏っている会社ほど、コードを書く機会はほとんどありません。

プログラミングをやりたくてメーカー系SIerに入ったのに、実際はその真逆というギャップに苦しむ人がいます。

もちろん、こうした資料にも意味はあるのですが…。

  • 社内会議のためだけに作り込む、不要に丁寧な資料
  • 理由も分からず受け継がれてきた独自の書式ルール
  • 中身より体裁のきれいさを求められる報告書

こういう作業ばかりが続けば、辛くなるのも当然です。

②:親会社の事業部門に振り回される

メーカー系SIerの仕事は、親会社の事業部門から依頼を受けてシステムを作るのが基本です。

ただ、無茶な要求を出してくる事業部門も多いため、その対応に振り回されて辛い思いをすることがあります。

例えば、次のような場面です。

  • こちら側の都合を無視した仕様変更
  • 後から次々に増える要望
  • 突然短くなる納期

特に厄介なのは、依頼元の担当者がシステムに詳しくない場合です。

「同じグループなんだから、言えば何とかなるだろう」という感覚で頼まれることもあります。

その結果、無理なスケジュール変更が起きて、残業や休日出勤が発生。炎上プロジェクトに巻き込まれることもあります。

エンジニアエンジニア

グループ会社が相手だと、余計に断りづらい気がします…。

テック先輩テック先輩

そうなんだよね。親会社が相手だと価格交渉も納期交渉もしづらいという構造上の弱さがあるんだ。

③:案件を選べず、無理なスケジュールを押し付けられる

メーカー系SIerに来る案件の多くは、グループ内の受託という形で降りてきます。

営業が個別に案件を選んでくるわけではなく、親会社の予算や方針で決まった仕事がそのまま割り振られる会社も少なくありません。

次のような契約になっていることもあります。

  • 定時を大きく超える前提で組まれた開発スケジュール
  • 現実的に厳しい納期のまま降りてくる案件
  • 採算が合わないほど予算が絞られた仕事

案件そのものを断る権限が現場にないため、無理を承知で引き受けるしかない場面が出てきます。

「決めたのは上だから」と、後の対応を現場に任せる進め方をされることもありますね。

④:親会社のプロパー社員との関係に苦労する

メーカー系SIerでは、プロジェクトごとに親会社側のメンバーと一緒に仕事をする機会が多くなります。

仕事のしやすい相手ならいいですが、下記のような相手だとやっかいです…。

  • マネジメント経験のない親会社側の責任者
  • 指示や情報共有があいまいな担当者
  • 報連相ができない後輩や協力会社の担当者
  • グループ会社という立場をそのまま態度に出してくる相手

メーカー系SIerで働くには、社内外を問わないコミュニケーション力が欠かせません。

意思疎通がうまくいかない相手が多いと、余計な時間と労力がかかって辛くなります。

エンジニアエンジニア

人間関係で辞めたいって、甘えなんでしょうか。

テック先輩テック先輩

甘えじゃないよ。厚生労働省の調査でも、男性の転職理由で人間関係の悪さは9.0%で2位なんだ。人間関係を理由に動く人は、実際に多いんだよ。

出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表5(男性・転職入職者が前職を辞めた理由。1位は給料10.1%、人間関係9.0%は2位)

⑤:工場・生産管理システムの保守が中心で技術の幅が狭い

メーカー系SIerの案件は、親会社の工場や生産管理まわりの既存システムを保守する仕事が多くを占めます。

新しい技術を試す機会は少なく、古いハードウェアや専用機器に合わせた開発が中心になりがちです。

同じ保守業務を何年も続けていると、身につくスキルが特定の親会社向けに偏ってしまうことも。

辛いかどうかは、担当する案件の中身でほぼ決まります。だからこそ、動く前に案件を確認できる会社を選ぶ必要があります。

ここまでの5つに当てはまる部分が多いなら、親会社に縛られない案件を扱う会社に目を向けて転職活動をしましょう!

IT転職エージェントに相談すれば、希望に合った会社を絞り込んで紹介してもらえます。無料で使えるので、まずは話を聞いてみてくださいね。

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メーカー系SIerのイメージを勘違いすると辛くなる

実際にメーカー系SIerで働いてみたら、イメージと違っていて辛いと感じる人も多いです。

特に、日立・富士通・NEC・東芝といった名前の安定感だけで入社した新卒や、IT業界未経験の人に目立ちます。

もし、メーカー系SIerに次のようなイメージを持っているなら注意が必要です。

  • 親会社ブランドがあるから、仕事も安定していて自由
  • 大企業グループだから、最新のオフィス環境で働ける
  • プログラミングを使ったモノづくりが中心

Web系・自社開発の会社ならこのイメージも近いですが、メーカー系SIerの多くは違います。

この勘違いを持ったままメーカー系SIerに入ると、実態とのギャップに悩まされますよ…。

特に誤解されやすいのは、次の4つです。

  • 勘違い①:親会社ブランドの安定=働きやすさ
  • 勘違い②:グループ企業らしい整った職場環境
  • 勘違い③:プログラミング中心のモノづくり
  • 勘違い④:最新技術を使ったシステム開発

順に説明していきます!

勘違い①:親会社ブランドの安定=働きやすさ

結論として、メーカー系SIerは親会社に準じた縦社会・年功序列の会社が多いです。

「大手グループだから制度が整っていて楽」という会社もありますが、意思決定に時間がかかる古い体質の会社もまだまだ多くあります。

親会社の知名度が高いことと、現場の働きやすさは別物だと考えたほうがいいです。

エンジニアエンジニア

親会社の看板があれば、働きやすさもある程度保証されてるんじゃないですか?

テック先輩テック先輩

そこは別物だよ。看板の知名度と、配属先の現場がどう回っているかは切り離して考えたほうがいいね。

勘違い②:グループ企業らしい整った職場環境

メーカー系SIerの現実として、親会社本社のようなきれいなオフィスで働けるとは限りません。

親会社の工場や事業所に常駐して、生産設備の近くで作業する案件もあります。

オフィス環境を重視するなら、配属される部署や案件によって差が大きい点は知っておいたほうがいいです。

勘違い③:プログラミング中心のモノづくり

メーカー系SIerでは、開発の実作業をグループ内の子会社や協力会社に任せることが多いです。

場合によっては、コードをほとんど書かず、開発を丸ごと外に出す会社もあります。

この傾向は親会社に近い立場の会社ほど強く、メインの仕事は次のようなものになりがちです。

  • マネジメント
  • 要件定義・仕様調整
  • 親会社側との折衝
  • 資料作成

そのため、「メーカー系SIer=プログラミングができる」と思い込むと期待外れになります。

会社を選ぶときは、「エンジニアとして実際に何を担当するのか」を確認しておきましょう!

勘違い④:最新技術を使ったシステム開発

IT業界だから常に新しい技術を扱っていると思うかもしれませんが、メーカー系SIerでは、そうとは限りません。

親会社の工場設備や既存システムに合わせて、古い技術を使い続けるプロジェクトも多くあります。

製造業の基幹システムは止めにくい分、新しい技術への切り替えより、使い慣れた技術での安定稼働が優先されがちです。

研究開発部門なら話は変わりますが、多くのメーカー系SIerでは、まだ枯れた技術を使ったプロジェクトが中心です。

メーカー系SIerに入って後悔しないためにやるべきこと

ここまで、メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由5つと、よくある勘違いを見てきました。

辛い思いをする原因の多くは、入る前や動く前に確認できることです。

本章では「メーカー系SIerで辛い思いをしないで働くには?」について、次の3つを解説します。

  • IT業界の中での自分の位置を知る
  • 何を重視したいかをはっきりさせる
  • 案件の中身を確認できる会社を選ぶ

順番に見ていきましょう!

①:IT業界の中での自分の位置を知る

「IT業界」と一括りにいっても、中身はいろいろあります。

  • Web・インターネット業界
  • 情報処理サービス(SI)業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界
  • 通信業界

Web・インターネット業界は、日常的に触れるサービスを扱うことが多く、開発スピードも速いです。

情報処理サービス業界がいわゆるSIerで、メーカー系SIerはその中でも親会社の案件を軸にした立ち位置になります。

顧客の希望を形にする仕事ではありますが、プログラミングより設計や調整が多い傾向はSIer全体に共通しています。

入社後に「思っていたのと違う」とならないよう、業界内の立ち位置は把握しておきましょう。

②:何を重視したいかをはっきりさせる

IT業界で働くうえで、「自分が何を優先したいのか」を考えてみてください。

  • 新しい技術に触れたい
  • プログラミングでモノを作りたい
  • 収入を優先したい
  • 実力で評価されたい
  • 働く時間や休みを安定させたい

メーカー系SIerと一口に言っても、会社や配属先で環境は大きく変わります。

優先したいことを先に決めておくと、入社後や転職後のギャップを減らせます。

エンジニアエンジニア

SIer全体で見て、給料や定着率ってどれくらいなんでしょうか。

テック先輩テック先輩

業界団体の調査だと、SIer全体の30歳年収の目安は約479万円(残業除く)、入社10年後の定着率は52.97%という数字が出てるよ。ただこれは業界全体の数値。メーカー系だけを切り出した年収や離職率は公表されていないんだ。

出典: JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)調査(30歳年収目安は2024年版・残業除く、10年定着率52.97%は2025年版・2015年新卒7,185人中3,806人在籍)

③:案件の中身を確認できる会社を選ぶ

当たり前のようですが、これが一番大事なことです。

「メーカー系SIerが辛い」と言っている人は、配属先の案件を確認せずに入社してしまったケースが大半です。

エンジニアエンジニア

案件の中身を隠されたまま入社したら、防ぎようがない気がします…。

テック先輩テック先輩

だから、入社前・転職前の面談で担当案件まで確認しておく必要があるんだ。聞いても教えてくれない会社は避けたほうがいいね。

案件の中身を教えてくれない会社の特徴
  • 面談で案件の詳細を教えてくれない会社
  • 配属後でないと担当業務が分からない会社
  • 教育・評価制度が整っていない会社
  • 欠員補充だけで人を配置する現場

上記のような会社だと、いくら頑張っても親会社の下請け案件のまま、技術の幅が広がらない可能性もあります。

とはいえ、「案件の中身がどうなっているか」「自分に合う会社はどこか」を1人で調べるのは大変です。

特に、IT業界の経験が浅かったり、メーカー系SIerからの転職が初めてだったりすると、1人での見極めは難しいでしょう…。

もし、「今度こそ案件の中身まで納得して転職したい」と思うなら、IT転職エージェントに相談してみてください。

IT転職のプロが、希望に合った案件の会社を無料で紹介してくれますので。

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  • 面接・面談確約のスカウトが直近95%(2026年1〜3月実績)届くと公式が示すレバテックダイレクト
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  • 求人10,000件以上・登録者50,000人を公式サイトに掲げる社内SE転職ナビ

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登録はすぐ終わって無料で使えるので、メーカー系SIerの案件が気になるならIT転職のプロに一度相談してみましょう!

所属する会社選びは重要なので、レバテックダイレクトやTechGoなどのIT転職に強いエージェントを利用して、失敗しない転職をしてくださいね!

まとめ:メーカー系SIerがきついなら、案件の中身で会社を選び直せる

ここまで、メーカー系SIerが「やめとけ」と言われる理由5つと、よくある勘違いを解説してきました。

最後にお伝えしたいのは、親会社の案件に縛られない会社は普通にあるということです。

情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍で、全職業の1.13倍を上回っています。

応募先が見つからない状況ではありません。

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(情報処理・通信技術者1.49倍・全職業1.13倍。常用でパートタイムを除く。職種全体の数字であり、メーカー系SIerに限った数字ではありません)

エンジニアエンジニア

結局、メーカー系SIer全部がダメというわけじゃないんですね。

テック先輩テック先輩

そうだね。ただ、それが今の配属先や会社に当てはまるかどうかは別の話だよ。まずは他の求人と見比べてみよう。

「今の会社が向いているのか」「他にどんな案件があるのか」を確かめる一番早い方法は、実際の求人を見比べてみることです。

今の会社にとどまったまま悩み続けるより、まずは求人を見てから判断しましょう!

ここまでの内容を踏まえて、最後にもう一度、おすすめの転職エージェントをまとめておきます。

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