転職ノウハウ

客先常駐からメーカーに転職できる!20代の方法

※本記事にはプロモーションが含まれています。

記事のまとめ

客先常駐からメーカーへの転職を考えている20代に向けて、転職できるかどうかと動き方を解説します。

メーカーの受け入れ先になる部署と、職務経歴書の書き方を紹介。

客先常駐からメーカーを目指すときのよくある悩み9つにも、順番に答えていきます。

「客先常駐のままでいいのかな…」と考えている20代エンジニアは多いかなと。

同じ現場に長くいても、担当できる作業の幅がなかなか広がらないこともありますからね…。

エンジニアエンジニア

客先常駐から、メーカーに転職することってできるんでしょうか…?

テック先輩テック先輩

できるよ!客先常駐の経験があっても、メーカーの情報システム部門や社内SEに転職している20代は普通にいるんだ。

今回は、客先常駐からメーカーへの転職を考えている20代に向けて、できるかどうかと具体的な動き方をまとめました。

この記事を書いているのは、IT業界10年、SIer・SESの現場からエンジニア採用まで経験してきた僕です。

厚生労働省の調査では、転職した人のうち賃金が増えた人は40.5%で、減った人の29.4%を上回っています。

出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6(転職入職者の賃金変動状況。業種を問わない全体の数字)

客先常駐から抜け出す方法そのものは客先常駐がきつい?SESから抜け出す方法で扱っているので、本記事では行き先をメーカーに絞って説明します。

重要なお知らせ!

ここで言うメーカーは、SIerの一種である「メーカー系SIer」ではなく、自社製品を持つ事業会社そのものを指します。

メーカー系SIerの実態はメーカー系SIerはやめとけ?で扱っているので、ここでは自社製品を持つ事業会社への転職に絞って説明します。

先に相談だけしておきたい方は、IT転職エージェントに登録しておくとスムーズです。

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客先常駐からメーカーへの転職で「よくある悩み9つ」を解決

ここからは、客先常駐からメーカーを目指すときによく出てくる悩み9つに、順番に答えていきます。

  • 契約期間中でも転職活動はできる
  • メーカーの求人は経験者しか採らないわけではない
  • メーカーのどの部署に応募することになるのか
  • 客先常駐の経歴は職務経歴書にどう書くのか
  • 未経験の分野でも応募できるのか
  • 求人票の業務と今の作業がどう重なるのか分かりにくい
  • 開発経験が少ないと不利になるのか
  • メーカー系SIerと何が違うのか
  • 本当に転職先が見つかるのか

客先常駐の会社の人事は、あまり積極的には教えてくれない内容ですが、1つずつ見ていきましょう。

①:契約期間中でも転職活動はできる

結論から言うと、客先常駐の契約期間中でも転職活動はできます。

常駐先との契約は会社同士の取り決めであることが一般的で、あなた個人の転職活動を直接制限するものではないケースがほとんどだからです。

働く場所を選ぶ自由は労働者にあるので、在職中に別の会社の求人へ応募すること自体は問題になりません。

踏み込んだ法律相談が必要な話ではなく、動きながら考えて大丈夫というだけの話です。

エンジニアエンジニア

今の現場に迷惑がかかりそうで、動きにくいです…。

テック先輩テック先輩

気持ちは分かるけど、転職先を決めてから今の会社に伝える順番なら、現場への影響は最小限にできるよ。

今の常駐先や自社にいつ伝えるかで悩むようなら、IT転職エージェントに相談しながら進める方法もあります。

IT転職エージェントとは
  • 完全無料のIT転職支援サービス
  • メーカーの求人だけを条件を伝えて探してもらえる
  • 転職サイトにはない非公開の求人がある
  • 職務経歴書の添削や面接対策のサポートが受けられる
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②:メーカーの求人は経験者しか採らないわけではない

メーカーの中途採用は経験者限定に見えますが、求人票の応募条件は会社によって幅があります。

情報システム部門や社内SEの求人では、応募条件が「社内システムの運用保守経験3年以上」「ベンダーとの折衝経験」のように書かれていることがあります。

※上記は求人票によくある書き方の例で、特定の求人の引用ではありません。

この書き方だと、条件になっているのは製品や業界の知識ではなく、システムを運用してきた年数と担当した業務です。

「歓迎条件」の欄に書いてあるだけの項目なら、満たしていなくても応募自体はできます。

③:メーカーのどの部署に応募することになるのか

客先常駐からメーカーに移るときの受け入れ先は、主に次の部署です。

  • 情報システム部門
  • 社内SE
  • 自社製品のソフト開発部門
  • 生産管理システムの担当(生産管理そのものではなく、システムの運用・保守が中心)

どの部署も、客先常駐で使っていたIT実務の知識をそのまま持ち込める配属先です。

営業や生産管理などIT以外の職種に転職するわけではありません。

エンジニアエンジニア

情報システムとか社内SEとか、いまいち呼び方の違いが分からないです。

テック先輩テック先輩

呼び方は会社によって違うけど、どこも自社の業務でシステムを使う側・作る側の仕事だよ。

④:客先常駐の経歴は職務経歴書にどう書くのか

職務経歴書には、業界・担当規模・担当工程が分かる書き方をします。

たとえば、「製造業の生産管理システムの運用保守、常駐先1社、担当サーバ40台、月次のバッチ監視とベンダー調整」のような書き方です。

※上記の数字は書き方の見本であって、公的な統計ではありません。実際の担当規模に置き換えて書いてください。

「頑張りました」だけの一文とは違い、業界名・台数・対応の頻度がそのまま入っています。

⑤:未経験の分野でも応募できるのか

機械や食品などメーカーの業界そのものが未経験でも、応募できる求人はあります。

応募の前に確認しておきたいのは、次の3点です。

  • 必須条件の欄に「同業界での経験」が入っていないか
  • 担当するのが社内システムなのか、自社製品そのものなのか
  • 入社後にどの業務から任されるかが募集要項に書いてあるか

逆に、生産管理や製造そのものの専門知識を求める求人は、業界経験が条件に入っていることがあります。

エンジニアエンジニア

業界の知識が無くても大丈夫なんでしょうか…?

テック先輩テック先輩

大丈夫。業界知識より、システムを止めずに運用してきた経験の方が条件に入っていることが多いよ。

求人ごとに条件が違うので、応募できる求人があるかはエージェントに経歴を見せて確認するのが早いです。

⑥:求人票の業務と今の作業がどう重なるのか分かりにくい

エンジニアエンジニア

求人票の言葉と、自分がやってる作業が同じことなのか分からないです。

テック先輩テック先輩

そこは求人票の業務名と、現場の作業名を並べてみると分かりやすいよ。

たとえば求人票の「基幹システムの運用保守」は、現場で言う「本番環境の定期メンテナンスとトラブル一次対応」と重なることがあります。

求人票の「ベンダーコントロール」は、「協力会社との作業調整や進捗確認」と同じ内容を指していることもあります。

※上記は言葉の対応の一例で、すべての求人が同じ表現とは限りません。

気になる求人があれば、IT転職エージェントに今の作業内容を伝えて、その求人の業務と重なるか確認してもらいましょう。

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⑦:開発経験が少ないと不利になるのか

運用・保守が中心で開発経験が少ない場合、応募できる求人の幅は狭くなることがあります。

そこで職務経歴書では、開発以外で担当してきた工程を件数まで入れて書きます。

「障害対応」なら「月20件の障害一次対応、うち8件を手順書化」、「ベンダー調整」なら「改修依頼15件の要件整理と受入テストを担当」のような書き方です。

※上記の数字は書き方の見本であって、公的な統計ではありません。

客先常駐で開発経験を積みにくい理由や会社の特徴は客先常駐は開発経験が身につかない?にまとめているので、あわせて確認してください。

今の経験のまま応募できる求人があるかどうかは、経歴を登録して実際の求人を見るのが早いです。

もうひとつ、メーカーへの転職の話を後回しにしたままの自社(所属するSES・SIer)もあるので注意が必要。

メーカーへの転職が遠のく自社の特徴
  • 案件の多い元請けから人を離さない会社
  • 未経験可の求人情報をそもそも教えてくれない会社
  • 同じ現場に何年も配置したままの会社
  • 教育・評価の仕組みがない会社
  • 欠員の穴埋めで人を動かすだけの会社

上記のような会社にいると、同じ現場のまま、メーカーへの転職の機会が来ない可能性もあります。

会社選びは重要なので、社内SE転職ナビやレバテックダイレクトなどのIT転職エージェントを使って、動ける状態を自分で作ってください。

⑧:メーカー系SIerと何が違うのか

メーカー系SIerは、メーカーの資本が入ったグループ会社で、システムの受託開発や客先常駐を行う会社です。

一方、本記事で扱っているメーカーは、自社の製品を作って販売する事業会社そのものです。

情報システム部門や社内SEに入れば、自社の業務のためにシステムを使う側になり、客先に常駐する働き方そのものがなくなります。

客先常駐なしで働ける会社の種類は客先常駐なしの転職|今すぐ動く方法で整理しているので、メーカー以外の候補も知りたい方はそちらも確認してください。

⑨:本当に転職先が見つかるのか

情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍で、全職業の1.13倍より高い状態です。

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(常用・パートタイムを除く)

求人の数だけで見れば、応募先が足りない状況ではありません。

「客先常駐からメーカーは狭き門」と決めつけずに、実際の求人を見てから判断する方が早いです。

非公開の求人があったり、20代・客先常駐の経験だけでも応募できる求人がありますので。

登録はすぐ終わって無料で使えるため、メーカーへの転職が気になるならIT転職のプロに一度相談してみましょう。

客先常駐からメーカーへの転職でよくある悩みまとめ

ここまでの内容をまとめます。

  • 契約期間中でも転職活動はできる
  • メーカーの求人は経験者限定とは限らない
  • 受け入れ先は情報システム部門・社内SE・自社製品のソフト開発部門・生産管理システムの担当
  • 職務経歴書は業界・担当規模・担当工程が分かる書き方にする
  • 未経験の業界でも、社内システムを担当する求人なら応募できる
  • 求人票の業務名と現場の作業名を並べると、どこが重なるか分かる
  • 開発経験が少なくても、担当してきた工程を件数つきで書けば伝わる
  • メーカー系SIerとは違い、メーカー本体なら客先常駐そのものがなくなる
  • 求人倍率は1.49倍で、応募先が足りない状況ではない

最後にお伝えしたいのは、客先常駐からメーカーを目指すのは特別なことではないということ。

同じIT実務の経験を、使う先の会社を変えるだけの話です。

エンジニアエンジニア

今のままでもいい気もするんですが、動くべきでしょうか…?

テック先輩テック先輩

動いたほうがいいよ。待っていても配属先は自然には変わらないから、まず求人を見て判断すればいいんだ。

おすすめのIT転職エージェントをもう一度ご紹介して、終わりたいと思います。

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