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結論から言うと、テスト実行の経験だけでも、メーカーの情報システム部門や品質保証部門のIT職に応募できる求人があります。
テスト実行だけで終わる現場の例と、避けたいメーカー求人の特徴3つを紹介します。
求人票に書かれる経験とメーカーに転職する方法3つも解説するので、参考にしてください。
テストの実行だけを任され続けて、この先も工程が広がる気配がないと感じているテスターの方もいるかなと。
周りのメンバーが開発や仕様の話をしていても、自分は蚊帳の外という現場もありますからね…。
エンジニアテスト実行しかやってこなかったんですが、メーカーの求人に転職するのは厳しいですか?
テック先輩厳しいとは限らないよ。自社で製品を持つメーカーの情報システムや品質保証の部門なら、テスト実行の経験だけでも応募できる求人があるんだ!
そんな今回は、IT業界10年、SIer・SESの現場からエンジニア採用まで経験してきた僕が、テスト実行の経験しかないテスターに向けて、メーカーのIT職に転職する方法をまとめました。
メーカーのIT職に転職できるか知りたいなら、IT転職エージェントに相談してみましょう!
IT実務の経験があればTechGoもStrategy Careerも使えて、お金はかかりません。
テストの経験で応募できるメーカーの求人があるか、求人票で確かめられますよ!
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※各社のプロモーションを含みます。
テスト実行だけで終わる現場の例4つ
テスターの現場には、何年経ってもテスト実行から抜け出せないところがあります。
よくある4つの例を紹介します。
①:手順書のテストケースを消化するだけで終わる
用意されたテストケースを手順通りに実行して、結果をシートに記録するだけの現場があります。
テストの設計や不具合の原因調査は別の担当者が行うため、経験が実行の範囲から広がりません。
エンジニアテストケースは自分でも考えているので、設計もできている気がするんですが…
テック先輩担当者が用意した設計書どおりに実行しているなら、それは設計じゃなく実行だよ。職務経歴書には、実行した範囲を件数で書こう。
②:不具合を見つけても対応は他部署に渡すだけ
不具合を報告したあとの原因調査や修正は、開発側のメンバーが担当する現場があります。
不具合の傾向を追いかけるところまでは関われないため、報告して終わりの繰り返しになります。
③:テスト計画やレビューの会議に呼ばれない
テスト計画書やテスト項目のレビューは、テストリーダーと開発側だけで進む現場があります。
実行担当のテスターは決まった項目を渡されるだけで、計画段階の議論に加われません。
④:客先常駐のままで、常駐先の教育・評価に含まれない
客先常駐でテスト業務だけを担当していると、常駐先の会社の研修や評価の対象に入らないことがあります。
所属する会社に戻っても、次の現場もテスト実行だけという配属を繰り返す場合があります。
エンジニア今の現場、まさにこの4つに当てはまってます…
テック先輩当てはまるなら、今の会社の中で工程を広げようとしなくていい。会社を移ったほうが早いよ。
そんな場合は、工程が広がるメーカーの求人を選んで転職活動をしましょう!
避けたいメーカー求人の特徴3つ
移った先でもテスト実行のままになる求人は、メーカーの求人票で見分けられます。
転職先を選ぶときは、次の3つの特徴に当てはまらないか確認しましょう。
①:求人票に自社製品の名称が出てこない
メーカーの求人なのに、自社製品の名称や型番が一切書かれていない求人があります。
他社製品の受託試験だけを請け負う会社である可能性があるので、注意してください。
エンジニア求人票に製品名が書いてなかったら、それだけで避けたほうがいいんですか?
テック先輩避けるというより、確認の材料にしてほしい。面談で「どの製品を担当するか」を必ず聞いてみて。
②:募集職種が「テスト要員」としか書かれていない
メーカーの品質保証部門や情報システム部門の求人なら、募集職種にその部門名が書かれています。
「テスト要員」「検証スタッフ」としか書かれていない求人は、部門への配属ではなく人員としての募集の可能性があります。
③:勤務地がメーカー本体の拠点になっていない
メーカーの求人なのに、勤務地が常駐先のビルのままになっている求人もあります。
雇用元と実際の勤務先が違う場合があるので、求人票の勤務地欄と合わせて確認してください。
エンジニア勤務地の欄って、そんなに注意して見たことなかったです。
テック先輩自社製品の名称・募集職種・勤務地の3つを見るだけでも、だいぶ見分けがつくようになるよ。
紹介したような会社には、できれば関わりたくないですよね。
ここからは、メーカーの求人票に書かれる経験と、転職する方法3つを紹介します。
テスターがメーカーに転職するときに求人票に書かれる経験
メーカーのIT職の求人票には、部門ごとに求める経験が書かれていることがあります。
部門ごとに書かれることがある経験と、テスターの経験での書き方の例を表にまとめました。
| メーカーの部門と、求人票に書かれることがある経験 | テスターの経験での職務経歴書の書き方の例(数字は例) |
|---|---|
| 品質保証部門(自社製品の評価) 「ソフトウェアのテスト経験」「不具合報告の経験」 |
例:業務アプリの結合テストで、テスト項目300件のうち120件を実行し、不具合18件を報告 |
| 品質保証部門(テスト結果の管理) 「テスト結果の取りまとめ」「品質データの集計」 |
例:日々のテスト結果をExcelで集計し、週1回の進捗報告の資料をまとめる担当 |
| 情報システム部門(社内システムの運用) 「社内システムの運用・保守の経験」「マニュアル作成の経験」 |
例:社内向けシステムの改修後の動作確認を担当し、操作手順書を10件作成 |
| 情報システム部門(障害への対応) 「障害の切り分け」「不具合の報告・管理」 |
例:テスト中に出た不具合を、再現する条件と再現しない条件に分けて報告し、原因の切り分けを補助 |
| 品質保証部門(テスト設計) 「テスト設計の経験(歓迎)」「テスト仕様書の作成」 |
例:テストリーダーが作った仕様書のうち、画面1つ分の確認項目30件の作成を担当 |
数字は例です。自分が実際に担当した件数に置き換えて書きましょう。
エンジニア品質保証と情報システム、どっちの行から探せばいいですか?
テック先輩テストの経験をそのまま書ける品質保証部門の求人から見てみよう。社内システムの動作確認をしたことがあるなら、情報システム部門も候補に入るよ。
エンジニア「品質データの集計」って、テスト結果をまとめていただけでも書けますか?
テック先輩実際に担当していたなら書いていいよ。まとめていた頻度と、誰に報告していたかを添えると伝わりやすいんだ。
情報システム部門を中心に考えたい方はテスターから社内SEに転職できる!方法3つ、メーカー以外の事業会社も比べたい方はテスターから事業会社に転職できる!流れ3ステップもご覧ください。
自分の経験が書かれた求人があるかは、無料で登録できるTechGoやStrategy Careerで求人票を見て確かめてみましょう!
メーカーに転職する方法3つ
①:メーカーの求人を探して転職する
簡単な話ですが、自社製品を持つメーカーの求人を探して転職しましょう。
具体的な探し方として、TechGoやStrategy CareerのIT転職エージェントを使って、転職活動をするのがおすすめです。
テスト実行の経験で応募できる求人があるかを、求人票で確かめられますので。登録は無料なので、メーカーへの転職が気になるならIT転職のプロに一度相談してみましょう!
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※各社のプロモーションを含みます。
エンジニアTechGoとStrategy Career、両方に登録したほうがいいんでしょうか。
テック先輩両方使っていいよ。扱う求人が会社によって違うから、比べてみるのがおすすめだよ。
②:担当したテスト業務を「工程・件数」で書き出す
「画面表示の項目テストを担当」ではなく、「結合テストで、テスト項目300件のうち120件を担当」のように、工程と件数をつけて書き出します。
そのまま職務経歴書に使える形になります。
③:面談で希望をそのまま伝える
「自社製品を持つメーカーがいい」「情報システム部門に興味がある」のように、希望をそのまま伝えます。
希望を伝えておくと、それに合う求人があるかを面談で聞けます。
ただし、テスト実行の経験しか積ませてくれない会社もあるので注意が必要。
- 中途にもテスト実行だけをずっと任せる会社
- 品質保証や情報システムの部門を持たない下請けの試験専門会社
- 教育・評価制度のない会社
- 欠員補充で人を回すだけの現場
上記のような会社だと、いくら頑張ってもテスト実行のまま、工程が広がらない可能性もあります。
所属する会社選びは超重要なので、TechGoやStrategy Careerで配属先の部門まで書かれた求人を見比べてから、応募先を決めてくださいね!
企業からのオファーを起点に転職活動を進めたい場合は、経歴を登録すると企業から直接オファーが届くレバテックダイレクトに経歴を登録しておく方法もあります。
メーカー以外の転職先も含めて比較したい場合は、テスターからの転職先おすすめ5選|選び方も紹介を参考にしてください。
エンジニアスカウト型と、面談で希望を伝える型、両方登録していいんですか?
テック先輩もちろん、レバテックダイレクトは経歴を登録するだけでいいし、TechGoやStrategy Careerは面談で希望を伝える型。両方登録しておくと、比べられる求人が増えるよ。
テスターからメーカーへの転職で良くある質問Q&A
Q1:メーカーへの転職は何年目からできますか?
何年目からでも動けます。経験年数の条件を置いていない求人があるからです。
求人票に「実務経験3年以上」のように年数が書かれていることもあるので、自分の年数で応募できるかは、求人票の応募条件の欄で確かめましょう。
Q2:テストの経験しかない職務経歴書でも応募できますか?
応募できる求人があります。テスト項目の件数や担当範囲を書けば、実行してきた業務の規模が伝わります。
「結合テストで、テスト項目300件のうち120件を担当」のように、工程と件数をつけて書くのがポイントです。
Q3:メーカーに転職すると給料は下がりますか?
下がるとは限りません。厚生労働省の集計では、転職した人全体のうち40.5%が転職後に賃金が増えており、これは減った人の割合を上回っています(メーカーへの転職に限った数字ではありません)。
求人ごとに基本給や手当の条件を確認しておきましょう。
出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6(転職入職者の賃金変動状況別割合)
Q4:メーカーのIT部門は求人が少ないのではないですか?
メーカーのIT部門に絞った統計はありませんが、IT技術者全体では少なくありません。情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍で、全職業の1.13倍を上回っています。
実際に何件出ているかは、エージェントに登録して求人票を見れば分かります。
出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(情報処理・通信技術者、常用(パートタイムを除く))
Q5:今、何をすればいいですか?
やることは2つです。
①担当したテスト業務を工程・件数つきで書き出す(そのまま職務経歴書に使えます)
②転職エージェントに経歴を見せて、メーカーの求人がどれくらいあるか聞く。
②は、IT転職エージェントに「メーカーの求人があるか教えて!」と聞くだけでできます。企業に直接問い合わせるのはしづらいと思うので、無料で使えるIT転職エージェントに相談するのがおすすめですよ。
2つとも今日から始められます。お金はかからないので、出てきた求人を見たうえで動くかどうか決めましょう。
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まとめ:テスターからメーカーに転職する方法3つ
- テスト実行だけの現場は、放っておいても工程が広がりにくい
- 避けたいメーカー求人は、求人票の自社製品名・募集職種・勤務地の3点で見分けられる
- テストの経験をそのまま書けるのは品質保証部門。動作確認や手順書の経験があれば情報システム部門も候補
- 方法は3つ。①メーカーの求人を探して転職する②工程・件数で経歴を書き出す③面談で希望を伝える
- テスト実行の経験だけでも応募できる求人がある。IT技術者全体(メーカーに限らない)の求人倍率は1.49倍
- 今日やることは2つ。①業務を件数つきで書き出す②エージェントに登録してメーカーの求人を見る
おすすめのIT転職エージェントをもう一度ご紹介して、終わりたいと思います。
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