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ヘルプデスクとして働いていてスキルが伸びないと感じている方に向けて、ヘルプデスクからスキルアップできる転職先4つを解説します。
なぜスキルが伸びないと感じるのか、その背景にある理由3つと、ヘルプデスクの求人票に書かれるスキルの項目、転職先の探し方を順にまとめました。
サーバーを触った経験がない場合やシフト勤務の経歴の書き方、求人票に書かれるスキルについてもQ&Aで回答します。
「ヘルプデスクの問い合わせ対応を続けているけど、この仕事のままだとスキルが伸びていかない気がする…」と感じている方もいるかなと。
毎日の対応内容が数年前とほとんど同じままだと、成長している実感を持ちづらいですよね…。
エンジニアヘルプデスクのままでも、スキルアップできる会社に移れますか?
テック先輩移れるよ。構築やセキュリティ監視に関われる会社に移れば、任される業務の範囲が変わるんだ。この記事では、行き先を4つに絞って紹介するね!
SIerやSESの現場、そしてエンジニア採用まで、IT業界で10年ほど携わってきました。
その経験を踏まえて、「ヘルプデスクの仕事でスキルが伸びていないと感じる人」や「転職先を絞りきれない人」に向けて、行き先の候補を整理しました。
ヘルプデスクから構築やセキュリティ監視に関われる会社を目指すなら、IT転職エージェントに相談してみましょう!
社内SE転職ナビ・Strategy Careerは、いずれも無料で登録できる転職サービスです。
問い合わせ対応以外の工程に関われる求人があるか、希望を伝えて確かめてみましょう!
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ヘルプデスクでスキルアップできないと感じる理由3つ
ヘルプデスクとして働いていてスキルが伸びないと感じるのには、主に3つの原因があります。
①:サーバーやネットワーク機器の設定を変更する権限が付与されていない
ヘルプデスクの業務では、サーバーやネットワーク機器の設定を変更する権限そのものが与えられていない現場があります。
設定変更が必要な問い合わせが来ても、権限を持つ運用担当や構築担当に引き継ぐところまでが自分の役割です。
②:回答の範囲がFAQやナレッジに決められていて、原因の調査まで踏み込まない
用意されたFAQやナレッジベースの範囲で答えるところまでが、業務として区切られている現場もあります。
問い合わせの奥にある原因を調べる作業は、二次対応のチームに引き継いだ時点で終わりです。
③:シフト制で夜間・休日の受付も回り、勤務時間外に勉強する時間を取りにくい
24時間・365日で問い合わせを受け付ける体制の現場では、夜間や休日のシフトも組まれます。
シフトが不規則だと、決まった時間に学習を続ける習慣そのものを作りにくくなります。
エンジニア権限も範囲も限られている中で、スキルアップだけを理由に動くのは甘えでしょうか…。
テック先輩甘えとは言えないよ。社会人エンジニアを対象にした調査でも、「技術スキルが伸ばせないと感じたから」という回答は14.7%で4番目に多いんだ。
出典: レバテック「ITエンジニアの転職意識調査」(2022年10月公表・社会人エンジニア300名対象。1位は収入アップ42.4%)
スキルアップを理由に動きたい場合は、構築やセキュリティ監視に関われる会社を探して転職活動をしましょう!
ヘルプデスクからでもスキルアップはできる
結論から言うと、ヘルプデスクという職種そのものが、スキルアップの壁になっているわけではありません。
どこまでの権限や工程を任されるかは、所属する会社の体制次第で変わります。
エンジニア今のまま経験年数を重ねれば、任される権限はいつか自然に増えませんか?
テック先輩増えるとは限らないよ。業務の切り分けを見直さない会社では、在籍年数に関わらず担当する範囲が固定されたままの会社もあるんだ。
設定変更の権限や原因調査に関わる機会が、今の会社で用意される見込みが無いなら、そこに残り続ける必要はありません。
次は、問い合わせ対応の経験のままで応募できる転職先の中身を見ていきます。
ヘルプデスクからスキルアップできる転職先4つ
ここでは、ヘルプデスクからスキルアップを目指すときの行き先を4つ紹介します。
①:サーバー・ネットワークの運用と構築を両方請けるインフラ系の会社
運用保守だけでなく、サーバーやネットワークの構築案件も請け負っているインフラ系の会社があります。
例えば、運用保守と新規構築の両方の案件を担当する求人があります。
歓迎条件に「ヘルプデスク・運用監視の経験」と書かれている求人もあり、問い合わせ対応の件数や扱った機器を職務経歴書に書けます。
②:SOC(セキュリティ監視センター)のアナリスト職
企業や委託先のネットワークを監視する、SOC(セキュリティ監視センター)を専門に持つ会社があります。
例えば、24時間体制の監視シフトに入り、アラートの一次切り分けを担当する求人があります。
求人票に「シフト勤務が可能な方」と書かれている募集もあり、交代制シフトで働いてきた経歴は職務経歴書にそのまま書けます。
③:Microsoft 365などクラウドサービスの導入・設定を企業向けに請けるIT支援会社
Microsoft 365などのクラウドサービスを、企業向けに導入・設定する仕事を請け負うIT支援会社があります。
例えば、契約企業のアカウント管理や権限設定をまとめて担当する求人があります。
求人票に「アカウント管理・権限設定の実務経験」と書かれている募集もあり、ヘルプデスクで対応してきたアカウント発行・権限付与の件数を職務経歴書に書けます。
④:障害の原因調査や再発防止を担当するテクニカルサポート(二次対応)専任チーム
一次受付から引き継いだ問い合わせについて、原因調査から再発防止の検討までを担当する専任チームがあります。
例えば、ログを確認しながら障害の原因を切り分ける求人があります。
求人票に「障害対応の経験者歓迎」と書かれている募集もあり、一次受付で問い合わせを分類・記録してきた経験は、対応件数と分類を添えて職務経歴書に書けます。
エンジニア4つも並んでいると、自分に合うのがどれか判断できる気がしません。
テック先輩自分だけで比べる必要はないよ。今まで扱ってきた問い合わせの内容を伝えれば、合いそうな求人があるかエージェントに確かめよう。
ヘルプデスクの転職で求人票に書かれるスキル
ヘルプデスクの求人票には、必須や歓迎の欄に業務の項目が書かれた求人があります。
欄に書かれることがある項目と、職務経歴書での書き方の例は次のとおりです。
| 求人票の欄に書かれることがある項目 | ヘルプデスクの経験での職務経歴書の書き方の例(数字は例) |
|---|---|
| Active Directoryのアカウント管理 「Active Directoryでのアカウント管理経験」と書かれた求人がある |
例:社員1,200人分のアカウント発行・権限変更を月80件担当 |
| Microsoft 365の管理 「Microsoft 365の管理・運用経験」と書かれた求人がある |
例:Microsoft 365のライセンス割り当てとメールボックス設定を月30件担当 |
| ネットワークの基礎 「TCP/IP・DNSの基礎知識」と書かれた求人がある |
例:VPN接続不良の切り分けを月20件担当(原因がDNS設定の誤りだった件数も記載) |
| ITILなど運用プロセス 「ITILに沿った運用経験」と書かれた求人がある |
例:インシデント管理の手順に沿って、月300件の問い合わせを記録・エスカレーション |
| チケット管理ツールの運用 「ServiceNowなどチケット管理ツールの利用経験」と書かれた求人がある |
例:チケット管理ツールで月300件の起票と、二次対応チームへの引き継ぎを担当 |
| 手順書・ナレッジの作成 「手順書やマニュアルの作成経験」と書かれた求人がある |
例:よくある問い合わせの手順書を15本作成し、FAQに追加 |
エンジニアActive Directoryを触ったことがないんですが、応募していいですか?
テック先輩歓迎の欄に書かれた求人なら応募できるよ。Active Directoryは歓迎の欄に書かれた求人もあれば、必須の欄に書かれた求人もあるんだ。どちらの欄かを求人ごとに確かめよう。
エンジニアITILの資格は持っていないんですが、職務経歴書に書けますか?
テック先輩資格がなくても書けるよ。問い合わせをどの手順で記録して引き継いだかを、件数つきで書くんだ。求人票には「ITILの知識」と書かれた求人もあるから、手順に沿って動いた経験はそのまま書いておこう。
自分の経歴がどの欄に当てはまるかは、無料で登録できるStrategy Careerや社内SE転職ナビで、求人票を見て確かめてみましょう!
ヘルプデスクからスキルアップできる転職先を見つける方法
①:構築やセキュリティ監視に移れる求人を探して転職する
簡単な話ですが、構築やセキュリティ監視に関われる会社に転職しましょう。
具体的な探し方として、社内SE転職ナビやStrategy CareerのIT転職エージェントを使って、転職活動をするのがおすすめです。
- 無料で登録・相談ができるIT転職の支援サービス
- 経験や希望をもとに、担当のアドバイザーが求人を提案してくれる
- 対応してきた問い合わせの種類や件数を伝えると、近い条件の求人を紹介してもらえる
- 書類の添削や面接前の対策をサポートしてもらえる
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構築やセキュリティ監視の実務経験がなくても応募できる求人があります。登録はすぐ終わって無料で使えるため、スキルアップできる転職先が気になるならIT転職のプロに一度相談してみましょう!
エンジニア登録する前に、転職するかどうかを決めておかないといけませんか?
テック先輩先に決めなくていいよ。無料で登録できるから、求人を見てから応募するかどうかを決めればいいんだ。
②:対応した問い合わせを「種類・件数・使ったツール」で書き出す
「問い合わせ対応を担当」ではなく、「社員1,200人の問い合わせを月300件受け、チケット管理ツールでアカウント・VPN・メールの3分類で記録」のように、担当した内容を種類と件数つきで書き出します(数値は例です)。
この形でまとめておけば、そのまま職務経歴書の一文として使えます。
③:面談で「構築に関わりたい」「セキュリティ監視に興味がある」の希望をそのまま伝える
「構築の工程に関わりたい」「セキュリティ監視に興味がある」のように、希望する方向をそのまま伝えます。
希望を伝えておけば、条件に合う求人があるかを確かめられます。
ただし、入社後も一次受付だけを任せ続ける会社もあるので注意が必要。
- 何年在籍しても設定変更の権限を渡さない会社
- 回答の範囲をFAQ・ナレッジの中だけに固定している会社
- 二次対応チームとの情報共有の仕組みが無い会社
- シフトの融通が利かず、資格取得や学習の時間を確保しにくい会社
- 教育・研修の制度や予算が無い会社
上記のような会社だと、いくら経験年数を重ねても一次受付のまま、権限や工程が広がらない可能性もあります。
所属する会社選びは超重要なので、社内SE転職ナビやStrategy Careerなどのエージェントを利用して、後悔しない会社選びをしてくださいね!
ヘルプデスクのスキルアップ転職でよくある質問Q&A
Q1:サーバーを触った経験がなくても、インフラ構築の求人に応募できますか?
応募できる求人があります。求人票の必須要件が「運用経験◯年以上」のように、構築の実務経験までは求めていない求人もあります。
全職業の有効求人倍率1.13倍に対して、情報処理・通信技術者は1.49倍あります。ヘルプデスクだけを対象にした数字ではなく、職種全体の数字です。
出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(パートタイムを除く常用)
Q2:SOCのアナリスト職は、ヘルプデスクからでも目指せますか?
目指せる求人があります。SOCのアナリスト職には、求人票に「未経験可」「ヘルプデスク経験者歓迎」と書かれている募集もあります。
夜間を含む交代制シフトで働いてきた経歴は、24時間体制の監視シフトの求人で職務経歴書に書けます。
Q3:シフト勤務の経歴は、職務経歴書でどう書けばいいですか?
担当したシフトの種類と対応件数をセットで書きます。
「夜間・休日を含む交代制シフトで、月300件の問い合わせをアカウント・VPN・メールの3分類で記録・対応」のように書くと、採用側は業務の規模を判断しやすくなります(数値は例です)。
Q4:スキルアップ目的で転職すると、年収は下がりますか?
下がるとは限りません。転職した人全体では、賃金が増えた人は40.5%で、減った人より多い結果です。
出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6「転職入職者の賃金変動状況別割合」
Q5:シフトの合間に、何から始めればいいですか?
やることは2つです。
①対応した問い合わせを種類・件数・使ったツールで書き出す(そのまま職務経歴書の下書きになります)②転職エージェントに経歴を伝えて、構築やセキュリティ監視に関われる求人がどれくらいあるか確認する。
一番簡単な方法は、IT転職エージェントに「構築やセキュリティ監視に関われる求人を探しています」と希望を伝えること。無料で登録できるので、合う求人があるか確かめるところから始められますよ。
Q6:ヘルプデスクの求人票には、どんなスキルが書かれていますか?
求人票の必須・歓迎の欄に書かれていることがある項目です。Active Directoryのアカウント管理、Microsoft 365の管理、ネットワークの基礎、ITILなど運用プロセス、チケット管理ツールの運用、手順書・ナレッジの作成といった項目が書かれた求人があります。
職務経歴書での書き方の例は、「ヘルプデスクの転職で求人票に書かれるスキル」の表に載せています。自分の経歴に当てはまる欄は、無料で登録できるStrategy Careerや社内SE転職ナビで求人を見て確かめましょう!
ヘルプデスクでスキルアップできる転職先を比べたい方におすすめの転職エージェントはこちら!
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まとめ:ヘルプデスクでスキルが伸びないなら、今からでも転職先は選べる
- スキルが伸びないと感じるのは、設定変更の権限が無い、回答範囲がFAQ・ナレッジ止まり、シフト制で学習時間を確保しにくいため
- スキルアップを目指せる転職先は、運用と構築を両方請けるインフラ系の会社/SOCのアナリスト職/クラウド導入を請けるIT支援会社/テクニカルサポート専任チームの4種類
- 求人票には、Active Directoryのアカウント管理・Microsoft 365の管理・ITILなど運用プロセスといった項目が書かれた求人がある
- 「技術スキルが伸ばせないと感じたから」という転職理由は、社会人エンジニアの転職理由で4番目に多い回答
- 全職業の有効求人倍率1.13倍に対し、情報処理・通信技術者は1.49倍あり、構築の実務経験がなくても応募できる求人はある
- 転職した人全体では、賃金が増えた人は40.5%で、減った人より多い
- 今日やることは2つ。①対応した問い合わせを種類・件数・使ったツールで書き出す②エージェントに登録して構築やセキュリティ監視に関われる求人を見る
おすすめのIT転職エージェントをもう一度ご紹介して、終わりたいと思います。
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