転職ノウハウ

組み込み3年目の転職|残るか動くかの判断基準

※本記事にはプロモーションが含まれています。

記事のまとめ

組み込みエンジニアで3年目、このまま残るか転職するか迷っている人に向けて、何年目でも動いていい理由と、時期別の動き方を紹介します。

年次(3年目以降/2年目/1年目)ごとの見分け方と、すぐに取りかかれる行動を整理。

資格なしでの応募や客先常駐からの転職についてもQ&Aで回答します。

「このまま今の会社に残るか、動くか決めきれない…」という組み込みエンジニア3年目の方は多いかなと。

周りに同じ機種を担当する同業がいても、他社の相場までは教えてくれませんからね…。

エンジニアエンジニア

組み込みエンジニアの3年目なんですが、転職はまだ早いでしょうか?

テック先輩テック先輩

早くないよ。組み込みエンジニアの転職に年次の制限はないんだ。3年目という数字が動く・動かないを決めるわけじゃないよ!

今回は、IT業界10年、SIer・SESの現場からエンジニア採用まで経験してきた僕が、実機やドライバを担当する組み込みエンジニア1〜3年目に向けて、年次別に動く判断材料をまとめました。

残るか動くか、答えがまだ出ていない方は目を通してみてください。

重要なお知らせ!

動くか残るか判断がつかないなら、先にIT転職エージェントへ経歴を見てもらうのがおすすめです!

レバテックダイレクトやTechGoは登録・相談ともに費用はかかりません。

検証・評価で担当してきた機種の経験で応募できる求人を、費用をかけずに確かめられますよ!

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組み込みエンジニアの転職は何年目でも問題ない理由

先に言うと、組み込みエンジニアの転職に早い・遅いという基準はありません。

在籍年数が動くタイミングを制限する理由にはならないからです。

情報処理・通信技術者の求人は、有効求人倍率で見ると1.49倍あり、全職業の1.13倍より高い水準です(組み込みだけの数値ではなく、情報処理・通信技術者全体の値です)。

求人自体が不足しているわけではありません。

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(常用・パートタイムを除く)

エンジニアエンジニア

検証・評価の工程しか経験がないんですが、転職先はありますか?

テック先輩テック先輩

あるよ。求人自体は不足していないし、転職した人全体で賃金が増えた人は40.5%いて、減った人29.4%を上回っているんだ。

出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6(転職入職者の賃金変動状況別割合)

検証・評価で積んだ不具合報告や再現手順の経験も、職務経歴書に書ける実務経験です。

担当してきた機種の数は、動くかどうかの判断材料にはなりません。

組み込みエンジニアで3年目以降に動いたほうがいい人

①:客先常駐が続き、担当製品での実績が自社の評価に反映されない

3年目になっても客先常駐が続き、担当した製品での実績が自社の評価に反映されないなら、動いたほうがいい人です。

常駐先での評価が、自社の給与テーブルに反映される仕組みを持たない会社は珍しくありません。

②:担当するドライバやモジュールが3年たっても変わらず、仕様全体に触れられない

担当が特定のドライバやモジュールの一部に固定され、製品の仕様全体に触れる機会が3年たっても出てこない会社があります。

製品サイクルが長い分、同じ機種の同じ範囲を数年担当し続ける働き方は組み込みで起こりやすい構造です。

エンジニアエンジニア

入社してから3年、同じセンサーのドライバしか触っていないんですが…。

テック先輩テック先輩

実際によくある話だよ。1つの機種に何年も張り付く働き方は組み込みでは珍しくないんだ。

③:組み込み以外の会社で、Web系の自社開発をやってみたい

Web系の自社開発(クラウドサービスやアプリを自社で作る会社)に興味が出てきたなら、3年目以降は動きやすいタイミングです。

3年分の実務経験があれば、「実務経験3年以上」を条件にしている求人にも応募できるようになります。

移り方は組み込みからWeb系に転職できる!20代の方法にまとめています。

組み込みエンジニアで2年目のうちに動いたほうがいい人

①:製品サイクルが長く、2年たっても同じ機種の同じ工程を任され続ける

設計やコーディングの経験はできていますか?

いつまでも同じ機種の検証工程にしか入れてもらえないなら、早めに転職した方が良いです。

  • 検証
  • 評価
  • 単体テスト
  • 不具合の再現確認だけ

1年目は、製品や開発環境に慣れるため仕方ありません。

しかし、2年目からは設計やコーディングの経験をしなければ、いつまでも同じ工程止まりのエンジニア扱いをされてしまいます。

エンジニアエンジニア

2年目なのに、まだテスト工程しか担当させてもらえないんですが…。

テック先輩テック先輩

早い人だと、2年目で設計やコーディングの工程を担当してることもあるからね。

今の工程から動けない場合は、自社に担当変更を依頼してみましょう。

相談しても変えてくれない場合は、設計に近い経験ができる会社に転職することが大切です。

②:実機とデバッガが共有で、順番待ちの時間が作業を止めている

自分の担当機種の実機とデバッガは、自分のものとして使えていますか?

組み込みは客先常駐で働く人も多く、実機やデバッガを共有機材の順番待ちでしか使えない会社もあります。

順番待ちの間は作業が進まず、検証にかけられる時間が実機を使える時間だけに限られてしまいます。

③:ハード側の都合で工程が止まっても、その停滞が評価に響く

ハードウェアの遅延や仕様変更で自分の作業が止まっても、その停滞が評価に響く会社があります。

止まった理由がハード側にあっても、進捗の遅れとして扱われることがあります。

組み込みエンジニアが1年目から動いてもいい人

①:研修なしで検証・評価の工程だけをやらされる

未経験エンジニアを募集しているのに、研修がないまま検証・評価の工程だけをやらされる会社もあります。

基礎を教わる機会がないまま同じ作業を繰り返すと、1年たっても身につくスキルが増えません。

エンジニアエンジニア

研修がないまま検証だけをやらされているんですが、これって普通ですか?

テック先輩テック先輩

普通じゃないよ。研修なしで検証だけを任せる会社は、育てる仕組みがない可能性が高いんだ。

現場の内容についていけないと感じる場合の対処は、組み込み開発の現場についていけない1年目エンジニアへにまとめています。

②:求人票には「開発」と書かれていたのに、実際の仕事はテストや評価だけ

求人票には「開発」と書かれていたのに、実際に任されるのはテストや評価だけというケースもあります。

求人票と実際の業務の間にずれがあるなら、1年目から動いても構わない理由になります。

③:残業や手当の扱いが、入社前に聞いていた説明と違う

残業の量や、手当の扱いが入社前に聞いていた説明と違うケースもあります。

入社前に聞いていた条件と食い違うなら、それが動くべきタイミングの合図です。

エンジニアエンジニア

実務経験がまだ1年に満たないのに、転職を考えるのは早すぎますか?

テック先輩テック先輩

早すぎないよ。聞いていた条件と実際の仕事が違うなら、1年目でも動いて問題ないんだ。

そのときは、求人票に沿った業務を任せてくれる会社を選んで転職活動をスタートしましょう!

組み込みエンジニアが転職を進める方法

①:仕様全体に携われる求人を探して転職する

簡単な話ですが、仕様全体に携われる会社に転職しましょう。

やり方としては、レバテックダイレクトやTechGoといったIT転職エージェントに経歴を登録し、紹介を受けるのがおすすめです。

転職先の種類は組み込みエンジニアの転職先おすすめ5選|選び方にまとめています。

IT転職エージェントとは
  • 無料で利用できるIT転職の支援サービス
  • IT業界に詳しいアドバイザーにキャリアの相談ができる
  • 仕様全体に携われる求人など条件に合った会社を紹介してくれる
  • 公開されていない非公開求人を保有している
  • 職務経歴書の添削や面接対策のサポートも受けられる
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モジュール担当ではなく、仕様全体に携われる転職先を探している方におすすめの転職エージェントはこちら!

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非公開の求人があったり、検証・評価の経験だけでも応募できる求人がありますので。

登録はすぐ終わって無料で使えるため、仕様や設計の仕事が気になるならIT転職のプロに一度相談してみましょう!

②:担当した機種と成果を書き出す

「検証を担当」ではなく、「センサードライバの移植を2機種で担当」「量産前の不具合を再現して原因を特定」のように機種名と成果つきで書き出します。

機種名と成果を数字で残しておくと、職務経歴書の実績欄にそのまま使えます。

③:面談で希望条件をそのまま伝える

「検証だけの案件はいや」「設計から関わりたい」のように、希望をそのまま伝えます。

自分で1件ずつ求人を探し回らなくても、条件をもとにエージェント側が候補を絞ってくれます。

ただし、仕様に関わらせてくれない会社もあるので注意が必要。

テック先輩テック先輩

検証・評価の担当からいつまでも動かしてくれない会社もあるから、そこだけは応募前に確認しておいたほうがいいよ。

仕様に関われない会社
  • 中途にも検証・評価だけをずっと任せる会社
  • 仕様や設計の情報を常駐エンジニアに渡さない会社
  • 実機やデバッガが個人に割り当てられず、順番待ちが常態化している会社
  • ハード側の遅延を理由に教育・評価制度が形だけの会社
  • 異動や工程変更の希望を出しても検討すらされない会社

上記のような会社だと、いくら頑張っても検証・評価のまま、永遠に仕様や設計に関われない可能性もあります。

会社選びを間違えると同じ状況が続くので、レバテックダイレクトやTechGoのようなIT転職に強いエージェントを活用して、納得のいく転職先を選んでくださいね!

組み込みエンジニア3年目の転職でよくある質問Q&A

Q1:組み込みエンジニアで3年目からでも転職できますか?

できます。情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍あり、全職業の1.13倍を超えています(組み込みだけの数値ではなく、情報処理・通信技術者全体の値です)。

検証・評価の経験も、担当機種と成果を書けば職務経歴書の実績になります。

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(常用・パートタイムを除く)

Q2:資格がまだ無くても応募できますか?

応募できます。組み込み系の求人票には、必須要件に資格が書かれていないものもあります。

それより「ドライバ評価を3機種で担当」のように、機種名と担当範囲を職務経歴書に書くほうが、採用側は判断しやすくなります。

Q3:客先常駐の経験だけでも、自社開発ができる会社に行けますか?

応募できます。面談で「自社開発に携わりたい」と伝えておけば、条件をもとに求人を絞り込んでもらえます。

転職先の候補は組み込みエンジニアの転職先おすすめ5選|選び方にまとめています。

Q4:転職するか決めていない段階でも相談できますか?

問題ありません。登録も相談も費用がかからないので、求人を確かめてから決めても構いません。

先に出ている求人を見たうえで、残留か転職かを判断すれば十分です。

Q5:今すぐやるべきことは何ですか?

やることは2つです。

①担当した機種と成果を書き出す(そのまま職務経歴書になります)。②転職エージェントに経歴を見せて、仕様全体に関われる求人がどれくらいあるか聞く。

一番簡単な方法は、IT転職エージェントに「仕様に関われる求人だけを紹介して!」と依頼すること。自分から条件を伝えるのが苦手なら、無料のIT転職エージェントを頼ってみるのがおすすめですよ。

テック先輩テック先輩

出ている求人に目を通すだけでも、次に取るべき動きが見えやすくなるよ。

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まとめ:組み込みエンジニアの転職は、3年目でも1年目でも遅くない

  • 組み込みエンジニアであること自体は、転職の早い・遅いを左右しない
  • 情報処理・通信技術者の有効求人倍率1.49倍は、全職業の1.13倍を上回る
  • 3年目以降は評価・給与が上がらない構造とモジュール固定、2年目は同じ工程の固定・実機の順番待ち・ハード待ちの扱い、1年目は研修なし・求人票との相違・残業や手当の相違が動く基準になる
  • 客先常駐や検証だけの経験でも、希望を伝えれば自社開発の求人に応募できる
  • やることはシンプルに2つ。①機種名と成果を数字で残しておく②エージェントに登録して求人を見る
  • 転職した人全体でみると、賃金が増えた人(40.5%)は減った人(29.4%)より多い

おすすめのIT転職エージェントをもう一度ご紹介して、終わりたいと思います。

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