転職ノウハウ

1年目エンジニアはなぜ給料が上がらない?理由と交渉のコツ

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記事のまとめ

1年目エンジニアはなぜ給料が上がりにくいのかを解説!

転職で給料が上がった人のほうが、下がった人より多いというデータがあります。

ただ、1年目は昇給のチャンス自体が少なく、給料が変わりにくい時期です。

本記事では、1年目エンジニアの給料が伸び悩む理由と、交渉のやり方を解説。

あわせて、平均年間給与が高いIT企業の具体的な金額も紹介します。

1年目エンジニアの給料はなかなか上がらないという事実をご存じでしたか?

昇給の機会が年1回、多い会社でも年2回程度しかないため、1年目は給料の変化を実感しづらいものです…。

エンジニアエンジニア

どうして1年目は給料が上がらないんですか?

テック先輩テック先輩

1年目は会社の給与テーブルでいちばん下の階層にいるからだよ…。昇給の対象になるタイミング自体もまだ少ないんだ…。

とはいえ、1年目のうちから年収が高い会社を選ぶこともできます。

今回は、IT業界10年でエンジニア採用にもかかわってきた僕が、業界の年収・給料について詳しく解説していきます。

1年目エンジニアが年収を上げるための手軽な方法や、給料が高い会社の具体的な金額もご紹介します。

重要なお知らせ!

当然ながら、1年目であっても会社によって年収は変わります。

給料が伸びやすい会社とそうでない会社があるので、IT転職エージェントに相談して、年収が上がりやすい優良企業を紹介してもらってください

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1年目で給料が上がりにくい理由

そもそも、1年目はなぜ給料が上がらないのでしょうか?

この章では、1年目の給料が伸びにくい仕組みを解説します。

  • 多重下請け構造で中抜きされる
  • 相場が決まっている
  • 所属会社に搾取される

多重下請け構造で中抜きされる

要するに、利益の中抜きということです。

SESは「多重下請け構造」になっているため、中間マージンという形でエンジニアの給料が削られています。

中小のSES企業だと、4次請け、5次請け、さらにその先、、、というケースも珍しくありません。

こうした多重下請け構造が原因で、1年目の時点ですでに給料は低い水準になります

多重下請け構造から抜け出すには、「元請・2次請の大手SIer」か「自社開発・社内SE」へ転職するほかありません。

相場があらかじめ決まっている

スキルや経験によって差はあるものの、SESの契約単価は会社ごとにおおよその相場が決まっています。

会社の利益を考えると、エンジニアの給料を相場より高く設定するのは難しいのが実情です。

加えて、会社側にはエンジニア1人あたり「月給×1.35(保険料+賞与積立+諸経費)」ほどが、毎月のコストとしてのしかかります。

コスト計算式(例)
  • 月給40万円×1.35=54万円
  • 月給30万円×1.35=40.5万円
  • 月給20万円×1.35=27万円

そこに、オフィス代・事務スタッフの人件費・備品代・・・なども加わります。

契約単価を高く確保できていても、月給を上げすぎれば赤字になってしまう現実があります…。

そのため、1年目からいきなり給料を上げるのは難しいのです。

所属会社に搾取される

自社が利益の大半を確保し、エンジニアへほとんど還元しない会社も存在します。

契約金額のうちどれだけをエンジニアの給料として払うかは、会社の方針次第です。

還元率の高いホワイト企業もあれば、ほとんど還元しないブラック企業もありますから。

この点は、会社によって本当に差があります。

もし、ブラック企業に在籍しているなら搾取され続けることになるので、今すぐ転職を検討してください

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1年目でも年収・給料が高い会社はある

すべての会社が低年収で、給料も上がらないというわけではありません。

平均年収が高く、昇給の幅も大きい優良企業も存在するからです。

実際に上場企業の有価証券報告書を確認すると、平均年間給与が1,000万円を超える会社もあります。

会社名 平均年間給与 平均勤続年数
NRI(野村総合研究所) 約1,333万円 13.7年
ベイカレント・コンサルティング 約1,331万円 3.8年
NTTデータグループ 約923万円 14.1年
SCSK 約797万円 16年8か月

出典: EDINET(金融庁 有価証券報告書開示システム)各社有価証券報告書「提出会社の状況」記載の平均年間給与・平均勤続年数(NRI・ベイカレントは2026年2月期、SCSKは2026年3月期、NTTデータグループは2025年3月期=2025年9月26日の上場廃止で最後の有価証券報告書)

同じ上場企業でも、平均年間給与にはこれだけの差があります。

1年目のうちからこうした会社を目標にすることも可能です。

テック先輩テック先輩

結局のところ、会社次第だよ!

ちなみに、給料が上がりやすい会社には次のような5つの特徴があります。

  • 30代・40代のエンジニアが多い
  • 元請・上流工程のプロジェクトが多い
  • 評価・キャリアパスが明確
  • 給与テーブル以外の昇給制度もある
  • エンジニア経験者の採用が増えている

より詳しい年収アップの動き方については、ITエンジニアが転職で年収アップする方法【2026年最新】100万円以上UPの戦略を解説で解説していますので、あわせてご覧ください。

1年目でも給料交渉をするには?

これまでに、会社へ年収・給料の交渉をしたことはありますか?

特に1年目のうちは、自分から動かない限り年収アップは実現しにくいものです。

この章では、1年目のエンジニアに向けて、会社への給料交渉の方法をご紹介します。

  • 客先での評価を上げる
  • 契約更新の1か月前に交渉をする
  • 転職の可能性を伝える

客先からの評価を上げる

1年目のうちから会社に給料交渉をするには、客先からの評価を得ることが大前提になります。

客先常駐が基本となるSESでは、自社内での評価がつけづらいぶん、客先からの声が判断材料になるためです。

テック先輩テック先輩

客先の評価が高いと、会社も給料を上げる方向で動くよ!

とはいえ、それほど身構える必要はありません。

高い技術力ももちろん大切ですが、客先が見ているのはヒューマンスキルの部分が中心だからです。

  • 遅刻・欠勤がない
  • 報告・連絡・相談をしている
  • レスポンスが早い
  • 仕事に前向きに取り組んでいる
  • 期日までに仕事を終わらせる

残念ながら、この当たり前の対応ができていないエンジニアも一定数います…。

逆にいえば、社会人としての基本を徹底するだけで、客先からの評価は上げられます。

契約更新の1か月前に交渉する

1年目だとピンとこないかもしれませんが、今より高い年収・給料を望んでいることはきちんと伝えましょう。

そのタイミングとしては、契約延長の確認が入る1か月前が交渉に向いています。

給料交渉に向いている時期
  • 2月末
  • 5月末
  • 8月末
  • 11月末

エンジニアの給料を上げるには、客先との契約金額そのものをアップさせる必要があります。

SES業界は四半期ごとの契約が多いため、更新のタイミングが契約金額をもっとも上げやすいポイントです。

ただ、昇給の機会が年1回(4月)、あるいは年2回(4月・10月)にとどまる会社も少なくありません。

会社側にも給料を上げやすいタイミングがあるので、就業規則は必ず確認しておいてください。

テック先輩テック先輩

中小企業だとルールが曖昧なことも多いから、営業や人事にも聞いてみてね!

また、客先との契約金額が上がったとしても、エンジニアへ還元しないブラック企業も存在します。

そういう会社はいくら交渉しても給料を上げてくれないので、早めに見切りをつけたほうが良いですよ。

転職も視野に入れていると伝える

会社を辞めても構わないと思っている人は、年収が低いことを理由に転職を考えていると伝えましょう。

切ない話ではありますが、辞める意思を伝えると給料を上げてくれる会社もあります。

厚生労働省の調査でも、転職した人が前職を辞めた理由の1位は給料10.1%で、人間関係9.0%や労働時間8.6%を上回る最大の理由になっています。

出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表5(男性・転職入職者が前職を辞めた理由。給料10.1%が1位、人間関係9.0%が2位、労働時間8.6%が3番目)

本来であれば、会社側が正しく評価して給料を上げてくれるべきものです。

ただ、こちらから強く働きかけないと動かない会社があるのも事実として覚えておきましょう。

それでも、辞めると言わなければ給料が上がらないような会社に居続ける必要はないはずです。

今より高い年収を得られる優良企業は確かに存在するので、転職して給料を上げるほうが健全です。

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1年目でも給料を上げるシンプルな方法

結論からいうと、『転職』一択です。

エンジニアの転職市場は活発で、「年収を上げたいなら格上の会社へ移れ!」と言われるほどです。

厚生労働省の調査では、転職によって賃金が増加した人は40.5%、減少した人は29.4%となっており、増加が減少を11.1ポイント上回っています。

出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6「転職入職者の賃金変動状況別割合」(増加40.5%は前年比+3.3pt、減少29.4%、変わらない28.4%)

会社と環境の選び方さえ誤らなければ、転職によって高い年収を得ることは十分可能です。

本気で年収・給料を上げたいと考えているなら、IT転職エージェントを活用してください。

IT転職エージェントとは
  • 完全無料のIT転職支援サービス
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  • 入社時期・条件の交渉をしてくれる

気軽に相談できるので、転職が初めての人でも安心して利用できます。

「今より年収を上げたい」と伝えるだけで、希望に近い求人を紹介してもらえます

さらに、優良企業を紹介してもらえるだけでなく、年収交渉や面接日程の調整まで無料でサポートしてくれます。

厳選したおすすめのIT転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ一度利用してみてください。

まとめ:1年目で給料が上がらないなら転職も選択肢に

本記事では、1年目エンジニアの給料事情と、給料を上げる方法について解説してきました。

ポイントを簡単にまとめると、以下のとおりです。

  • 1年目は給与テーブルの最下層にいるうえ、昇給の機会も少ないため給料が上がりにくい
  • 年収・給料を上げたいなら転職も有力な選択肢
  • 仲介企業や所属会社がピンハネ・マージンを抜いている会社も存在する

もし、今の会社にいても給料が上がらない状況なら、転職も検討してみる価値はあると思います。

情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍で、全職業平均の1.13倍より高い水準です。1年目だからといって応募先が尽きるような市場ではありません。

出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(常用・パートタイムを除く。前年同月差-0.18pt)

最後に、おすすめのIT転職エージェントの詳細をご紹介して締めくくりますので、今の給料に不満があるなら、ぜひ登録してみてください!

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