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コンサルを辞めたい20〜30代に向けて、退職理由の伝え方と例文をまとめます。
上司や面接官に伝えるべき3つのポイントと、そのまま使える例文を紹介。
次の転職先の探し方についても解説します。
結論から言うと、コンサルの退職理由は伝え方を整えれば通ります。
理由そのものより、あなたの状況と経験が具体的に伝わるかで決まりますからね。
今回は、IT業界10年、SIer・SESの現場からエンジニア採用まで経験してきた僕が、コンサルを辞めたい人に向けて退職理由の伝え方をまとめました。
エンジニア今回はコンサルを辞めたい人に向けた話、ってことですね?
テック先輩そう。中でも「退職理由をどう伝えるか」に的を絞って話すよ!
次のどれかに当てはまる人は、この記事を読んでみてください。
- コンサルを辞めたい理由が、自分でも整理できていない!
- 退職理由の伝え方が分からない!
- 退職理由の例文を知りたい!
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コンサルの退職理由で伝えるべきポイント
コンサルの退職理由で伝えるべきポイントは、次の3つです。
- ①なぜコンサルを辞めたいのか
- ②なぜ次の会社なのか
- ③これまでの経験をどう活かすか
「退職理由」だけでなく、これまでの経験を次の会社でどう活かすかという「自己アピール」も意識しましょう。
①:なぜコンサルを辞めたいのか
なぜコンサルを辞めたいのかは、退職理由の中心になるポイントです。
ここがぶれると、上司にも次の面接官にも納得してもらえません。
よく聞かれる理由には、次のようなものがあります。
- 裁量を持って仕事を進めたい
- 特定の専門分野を深めたい
- 成果の評価のされ方を変えたい
- 働き方・生活時間を見直したい
- 事業会社側の当事者として働きたい
理由そのものに、良し悪しはありません。
ただ、面接官は退職理由から「本気度」や「一貫性」を見ようとするので、「正直な気持ち」と「具体的な理由」を用意しておくことが重要です。
エンジニア給料や人間関係が理由でも、正直に言っていいんですか?
テック先輩いいよ。厚生労働省の調査でも、男性の転職理由は給料など収入面が10.1%で1位、人間関係9.0%が2位で、実はよくある理由なんだ。
出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表5(男性・転職入職者が前職を辞めた理由。人間関係9.0%が2位、労働時間・休日など条件8.6%は3番目、将来不安7.4%が4番目、仕事内容4.4%が5番目)
②:なぜ次の会社なのか
「今の会社では実現できないこと」+「次の会社でやりたいこと」の2点を押さえましょう。
辞める理由だけでなく、次に何を求めているかまで伝える必要があります。
次のような退職理由は、面接官からするとNGです。
「今の職場が合わなかったので、環境を変えたいと思いました。」
これだけだと「どこに行っても同じでは…」と思われますし、理由が漠然としすぎです。
面接官に「この人はうちで何がしたいのか分かる」と思ってもらえる伝え方を準備してください。
「今の環境では裁量を持って進められる範囲が限られていて、もっと事業に近い立場で意思決定に関わりたいと考えるようになりました。」
こういった伝え方です。
「今の会社でできないこと」+「次でやりたいこと」を退職理由に入れるために、次の会社の求人やビジョンは必ず確認しておきましょう。
③:これまでの経験をどう活かすか
これまでの経験を「具体的にどう活かせるか」まで伝えましょう。
「コンサルをしていました」「資料作成が得意です」だけでは、経験やスキルを伝えたことになりません。
入社後にその経験がどう活きるのかを、面接官にイメージさせてください。
「プロジェクトの進行管理をしていました」
「だからこそ、複数の関係者が動く案件でも、期限までにやるべきことを整理して進められます。」
「資料作成が得意です」
「だからこそ、社内外への説明資料をスピーディーに用意できます。」
こういう伝え方です。
これまでの「経験」「スキル」を、次の会社でどう活かせるかを考えてみましょう。
エンジニアコンサルの経験は、次の会社でもちゃんと通じますか?
テック先輩通じるよ。ただ「具体的に何をしたか」まで話せるかがポイントになるんだ。
ITコンサル特有の辞めたい理由についてはITコンサルを辞めたい理由と対処法にまとめています。
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コンサルの退職理由【例文】
実際の例文があると分かりやすいので、2パターン用意しました。
300字前後なので、そのまま参考にしてください。
例文①
「私はこれまで、コンサルタントとして複数のプロジェクトに関わる中で、自分が提案した内容がその後どのように実行され、成果につながるのかを自分の目で確かめたいという思いが強くなりました。
なぜなら、提案するところで関わりが終わることが多く、実行の段階に踏み込めないもどかしさを感じてきたからです。
そこで、事業会社の立場で、意思決定から実行までを一貫して担える環境に身を置きたいと考え、転職を決意いたしました。
これまでの業務では、複数の関係者が関わるプロジェクトの進行管理や、経営層への報告資料の作成、現場担当者へのヒアリングを担当してまいりました。この経験は、貴社の事業運営においても、関係者間の調整や意思決定に必要な情報整理の面で活かせると考えております。」
※325文字です。
例文②
「私は、ひとつのテーマを深く掘り下げて、専門性を積み上げていくことにやりがいを感じるタイプです。
現在の環境では案件ごとに担当領域が変わることが多く、ひとつの分野に腰を据えて取り組む機会が限られていました。
貴社であれば特定の領域に継続して関わりながら知見を積み重ねられると伺い、次のキャリアとして強く惹かれております。
そのため、業務時間外にも関連分野の勉強を続けており、貴社の事業領域についても自分なりに情報収集をしております。
現職では、クライアントへの提案資料の作成や、データをもとにした分析業務を担当してまいりました。この経験を活かしながら、貴社では一つの領域によりじっくりと向き合い、専門性を高めていきたいと考えております。」
※313文字です。
エンジニアこの例文、そのまま覚えて話していいんですか?
テック先輩丸暗記じゃなくていいよ。自分の経験の部分だけ、実際の内容に差し替えて使ってみて。
こういった形でまとめれば、上司にも面接官にも納得してもらえるはずです。
ただ、一人で退職理由を組み立てて「これで大丈夫か不安…」と思うなら、転職エージェントに一度見てもらうのがおすすめです。
退職理由の伝え方だけでなく、次の求人紹介から選考通過までのサポートを無料で受けられますよ。
面接官が退職理由でみるポイント
面接官が退職理由から見ているのは、次の4つです。
- ①退職理由より経歴を重視
- ②他責になっていないか
- ③次でやりたいことと一貫しているか
- ④具体的な経験が語られているか
順番に見ていきましょう。
①:退職理由より経歴を重視
転職の選考では、「退職理由」よりも「経歴」の方が重視されます。
エンジニア退職理由さえちゃんと話せれば大丈夫なんでしょうか?
テック先輩そこだけじゃ足りないよ。面接官が最初に見るのは「どんな経歴か」なんだ。
「経験者歓迎」の求人であっても、誰でもいいわけではありません。
これまで「どんな案件を担当したか」「次の会社で活かせる経験があるか」が重要です。
具体的には、次のような経験が次の会社でも活かせます。
- 複数の関係者と調整をしてきた経験
- 数字やデータをもとに考えをまとめてきた経験
- 資料作成や説明を担当してきた経験
- プロジェクトの進行管理をしてきた経験
- 特定の業界・領域に関わってきた経験
経歴をただ並べるだけでなく、上記を意識して準備しましょう。
②:他責になっていないか
面接官が退職理由で必ずチェックしているのが、会社や上司のせいにしていないかという点です。
「上司が悪かった」「評価制度がおかしい」だけで終わる退職理由は、正直かなり印象が悪いです。
ひどい場合だと、面接の場で前職の悪口をずっと話し続けてしまう人もいます。
会社への不満が本音でも、それだけで終わらせず「それを受けて自分が次にどうしたいか」まで話すようにしてください。
面接官が「一緒に働きたくない」と感じる退職理由だと、選考は通りません。
必ず退職理由を見直して、「事実」「自分が次にどうしたいか」「前向きな伝え方」になっているかを確認しましょう。
③:次でやりたいことと一貫しているか
退職理由と次にやりたいことがつながっているかは、一番見られているポイントです。
面接官が違和感を持ちやすいのは、次のようなケースです。
- 「裁量が欲しい」と言いながら、次も同じ体制の会社を選んでいる
- 「専門性を高めたい」と言いながら、志望動機が待遇面の話しかない
- 「事業に近い立場で働きたい」と言いながら、次もコンサルティングファームを選んでいる理由が語れない
実際の面接では、「なぜコンサルを辞めたいの?」と聞かれて「なんとなく合わなくて…」としか答えられない人が意外に多い、と感じます。
厳しい言い方をすると、こういう伝え方では、次でも同じ理由で辞めることになると思われてしまいます。
今の会社で感じた課題と、次の会社でやりたいことは、必ずセットで話せるようにしておいてください。
④:具体的な経験が語られているか
テンプレートのような退職理由は、正直なところ印象に残りません。
面接官は日々何人もの退職理由・志望動機を聞いています。
そこでありきたりな理由ばかりだと、どう思われるでしょうか。
その他大勢から抜け出すために、「具体的な経験」を交えて話すことを意識してください。
なぜコンサルを辞めたいのか。なぜ次の会社・次の仕事なのか。
この整理は一人で考えるより、転職エージェントに相談した方が早いです。
無料で相談でき、退職理由の伝え方まで見てもらえるので、使わない手はありません。
退職理由より大切な、次の転職先の探し方
コンサルを辞めるにあたって、退職理由を整理することは重要です。
ただ、「次にどんな会社へ移るか」の方が、もっと重要です。
なんとなく決めた会社に応募しようとしているなら、一度立ち止まってください。
次の会社選びを適当に済ませると、同じ理由でまた辞めることになりかねません。
エンジニアじゃあ、次の会社はどうやって選べばいいんですか?
テック先輩まずは今の退職理由が次の会社で解消されるかで見極めよう!
具体的に確認したいポイントはこちらです。
- ①:今回の退職理由が、次の会社では起きにくい環境か
- ②:意思決定や裁量の範囲が、今より広がるか
- ③:評価制度やキャリアパスが明確か
- ④:コンサル出身者を歓迎する求人が多いか
- ⑤:働き方・生活時間の面で無理がないか
参考までに、上場企業が国(金融庁)への提出を法律で義務づけられている公式の報告書「有価証券報告書」を見てみると、うその記載をすると罰則がある公的な書類だけあって、会社ごとの実額がそのまま公開されています。
たとえば、ベイカレント・コンサルティングの平均勤続年数は3.8年〔2026年2月期〕、野村総合研究所(NRI)は13.7年〔2026年3月期〕、SCSKは16年8か月〔2026年3月期〕と、会社によって数字は大きく異なります。
平均年間給与も、ベイカレント約1,331万円、NRI約1,333万円、SCSK約797万円と公開されています。
出典: EDINET(金融庁の開示書類データベース)で公開されている有価証券報告書
※3社とも提出会社(本体の会社のみ・子会社を除く)の数字です。ベイカレントはコンサルティング、SCSKはシステム開発、NRIはその両方を手がけており、事業の中身が異なります。
同じ「コンサル」でも会社ごとに働き方の前提が違うので、退職理由が次の会社で解消されるかは求人単位で確認する必要があります。
また、転職による給与の変化については、増加が40.5%で最も多く、減少29.4%・変わらない28.4%という結果も出ています。
出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」表6(転職入職者の賃金変動状況)
求人の数で見ても、IT・DXに関わる情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.49倍で、全職業平均の1.13倍より高い水準です。
出典: 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)」(常用・パートタイムを除く)
簡単な話ですが、上記に当てはまる会社を探して、転職活動を進めましょう!
具体的な探し方として、レバテックダイレクトやStrategy Careerのような転職エージェントを使って、活動を進めるのがおすすめです。
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非公開の求人があったり、コンサル出身者だからこそ応募できる求人もありますので。登録はすぐ終わって無料で使えるため、次の転職先が気になるなら転職のプロに一度相談してみましょう!
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詳しくはITコンサル転職エージェントおすすめ3選と選び方にもまとめています。
コンサルの退職理由まとめ
エンジニア結局、退職理由と次の会社、どっちを先に考えればいいんですか?
テック先輩両方セットで考えよう。退職理由が整理できると、次の会社の探し方も見えてくるよ。
コンサルの退職理由は、ここまでお伝えした次の3つを意識しましょう。
- ①なぜコンサルを辞めたいのか
- ②なぜ次の会社なのか
- ③これまでの経験をどう活かすか
また、退職理由と次にやりたいことが一貫していないと感じたら、今のうちに整理し直してください。
担当した案件を1件ずつ書き出して、「何を任され、何を決めたか」を並べるだけでも十分です。
そこまで書き出せていれば、退職理由も自己アピールもそのまま話せます。
とはいえ、退職理由を一人で組み立てるのは大変なので、転職のプロ(転職エージェント)に相談することも考えてみてくださいね。
転職エージェントなら、退職理由の伝え方から職務経歴書の添削、次の求人紹介まで対応してくれますよ。
- 退職理由は、辞めたい理由・次の会社の理由・経験の活かし方の3つを意識する
- 面接官は退職理由より経歴を重視し、他責になっていないか、次との一貫性も見ている
- 退職理由の伝え方より、次にどんな会社を選ぶかの方が重要
- 一人で組み立てるのが不安なら、転職エージェントに相談する
おすすめの転職エージェントを、もう一度ご紹介して終わります。
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