転職ノウハウ

SIerからITコンサルへの転職で後悔する人・成功する人の違い|判断前に知っておくべきリアル

2026年03月16日

※本記事にはプロモーションが含まれています。

「SIerの年収に不満がある。コンサルに行けば上がるらしい」「SIerの仕事がつまらない。コンサルならもっと刺激的なはず」――SIerからITコンサルへの転職は、エンジニアのキャリアアップとして人気の高いルートです。

しかし、実際にコンサルに転職した人の口コミを見ると「後悔している」という声も少なくありません

本記事では、SIerとITコンサル両方の退職理由を独自に分析した結果から、「後悔する人」と「成功する人」の違いを解説します。転職を決断する前に、ぜひ一度目を通してみてください。

SIerからコンサルへの転職が人気な理由

まず、なぜSIerからITコンサルへの転職が多いのかを整理します。

口コミサイトでSIerの退職理由を分析すると、以下のような不満が上位に並びます。

  • 成長実感がない・個人の裁量が小さい
  • 技術から離れて管理・調整業務ばかりになる
  • 努力や成果が報酬に反映されにくい
  • 受託ビジネスモデルへの疑問

そしてこれらの不満に対する「解決策」として真っ先に挙がるのがコンサルファームです。年収UP、スピード感、実力主義、クライアントの経営課題に関われる――SIerの不満をすべて裏返したような魅力に映ります。

実際、dodaのマーケットレポートでもSIer出身者のコンサル転職は増加傾向にあり、ITコンサルの求人倍率は高水準を維持しています。

しかし、コンサル側からは「SIerに戻りたい」の声も

ところが、ITコンサル在籍者の口コミを分析すると、全く逆の声が出てきます

  • 「労働環境は過酷で持続不可能。経験を積んだら事業会社に戻るつもり」
  • 「SIerの方がまだワークライフバランスがあった」
  • 「年収は上がったが、時給換算すると前職の方がよかった」

つまり、SIer側は「コンサルに行きたい」と思い、コンサル側は「事業会社に戻りたい」と思っている。この「転職の循環構造」が存在しているのです。

全員が後悔するわけではありませんが、「SIerの不満を解消するためにコンサルに行く」という動機だけでは、別の不満に置き換わるリスクがあることは知っておくべきです。

後悔する人の5つの特徴

口コミ分析から見えた「SIer→コンサル転職で後悔しやすい人」の特徴です。

特徴1. 年収UPだけが転職理由の人

SIerからコンサルに転職すると、年収は100〜200万円上がるケースが多いです。しかし、労働時間も大幅に増えるのが現実です。

口コミでは「残業100時間超が珍しくない」という声が多数ありました。年収800万円・残業月20時間のSIerと、年収1,100万円・残業月100時間のコンサル。時給換算すると前者が約4,200円、後者が約3,500円。額面は上がっても時給は下がる可能性があります。

特徴2. ワークライフバランスを重視する人

SIerで「残業が多い」と感じていた人がコンサルに行くと、さらにハードな環境が待っています。

2025年以降は出社回帰も進んでおり、「リモート前提で入社したのに週5出社に変更された」という口コミも。SIerの労働環境に不満があるなら、コンサルではなく事業会社や社内SEの方が確実に改善します。

特徴3. 「SIerが嫌」という逃げの動機が強い人

「今の環境から逃げたい」が転職の主な動機だと、コンサルの厳しさに直面したときに耐えられないケースが多いです。

口コミでは「昔ながらの鬼軍曹のようなマネージャーが一定数存在する」「耐えきれずにドロップアウトする人も多い」という声があり、SIer以上にタフな精神力が求められます。

特徴4. 専門技術を深掘りしたい人

「SIerでは技術ができないからコンサルへ」は、実はミスマッチになりがちです。

コンサルの業務は戦略立案・業務改善・プロジェクトマネジメントが中心で、コードを書く機会はSIer以上に少なくなるケースもあります。口コミでも「上流工程や管理業務が中心で、設計や開発の経験を積む機会が限られている」という声がありました。技術を深掘りしたいなら、Web系企業や自社開発企業の方が向いています。

特徴5. コンサルを「ゴール」だと思っている人

コンサルに長く在籍するつもりで入ると、Up or Out文化やプロモーション停滞に直面して失望します。

口コミでは「部署数百人で昇進できるのは年1〜2人」という声もあり、コンサルは「キャリアの通過点」として2〜3年で次に行くのが現実的なキャリアプランです。終身雇用先として選ぶと後悔しやすくなります。

成功する人の5つの特徴

一方で、SIer→コンサル転職で成功している人にも共通する特徴があります。

特徴1. 「2〜3年で経験を積んで次に行く」と決めている人

コンサルをゴールではなくキャリアの加速装置と位置づけている人は、多少のハードワークも「期間限定の投資」として割り切れます。実際、口コミでも「経験を十分積んだと判断した段階で事業会社に戻るつもり」と明言している人がいました。

特徴2. 具体的に身につけたいスキルが明確な人

「DX推進の知見を得たい」「特定業界の業務知識を深めたい」「経営層との折衝経験を積みたい」など、コンサルでしか得られない経験が具体的に見えている人は、多少の不満があっても目的意識で乗り越えられます。

特徴3. SIerで十分な実績を積んでから転職した人

SIerでの実績が厚い人ほど、コンサルでの評価も高くなります。プロジェクトマネジメント経験、顧客折衝経験、特定業界のドメイン知識など、SIerで培ったスキルがそのまま武器になるポジションにアサインされやすいためです。

特徴4. 体力とメンタルに自信がある人

身も蓋もない話ですが、長時間労働に耐えられる体力と、プレッシャー下でパフォーマンスを出せるメンタルは必須です。口コミで「40歳を超えていつまでこんなやれるだろう」という声があったように、年齢とともにハードルは上がります。

特徴5. 市場価値を事前に把握している人

転職エージェントで自分の市場価値を確認し、コンサル以外の選択肢も含めて比較検討した上でコンサルを選んでいる人は後悔しにくいです。「コンサルしか見ていなかった」人ほど、「他に良い選択肢があったのでは」と後で思いがちです。

後悔しないための5つのチェックポイント

SIerからコンサルへの転職を検討中の方は、以下の5つを自分に問いかけてみてください。

チェック1. 転職理由は「逃げ」ではなく「攻め」か?

「SIerが嫌だから」ではなく、「コンサルで○○を得たいから」と言えるかどうか。ポジティブな動機がないと、コンサルの厳しさに耐えるモチベーションが持たないです。

チェック2. 年収を「時給換算」で比較したか?

額面年収だけでなく、想定される労働時間を含めた時給で比較しましょう。年収が200万円上がっても、労働時間が倍になれば実質的には「値下げ」です。

チェック3. コンサルに何年いるつもりか決めているか?

「とりあえず行ってみよう」ではなく、「2〜3年で○○を身につけて、その後は△△に行く」という出口戦略があるかどうか。これがあるだけで、コンサル生活の辛さが「期間限定の投資」に変わります。

チェック4. コンサル以外の選択肢を検討したか?

年収UPが目的なら外資系IT企業、成長環境が目的ならWeb系スタートアップ、WLB改善が目的なら事業会社の社内SE。コンサルだけが答えではないことを確認した上で、それでもコンサルを選ぶなら後悔しにくいです。

チェック5. 転職エージェントに「コンサル以外の提案」も求めたか?

コンサル特化のエージェントだけでなく、IT業界全体を俯瞰できるエージェントにも相談することで、視野が広がります。「自分のスキルでこんな選択肢もあったのか」という発見が、後悔のない判断に繋がります。

SIerからの転職先を幅広く検討するならおすすめの転職エージェント

コンサルに行くにせよ行かないにせよ、まずは自分の市場価値と選択肢を把握することが後悔しない転職の第一歩です。

ここでは、SIerからの転職に強いエージェントを3つ紹介します。いずれも登録・利用は完全無料です。

Strategy Career(明光キャリアパートナーズ)|年収もWLBも妥協しない転職なら

明光ネットワークジャパングループが運営するITエンジニア向け転職エージェントです。年収1,000万円以上の求人や、残業月30時間以下・リモート可のホワイト求人を多数保有。

「コンサル並みの年収は欲しいが、労働時間は抑えたい」という方にとって、コンサル以外のルートも含めた提案を受けられます。

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TechGo(テックゴー)|年収アップを最優先にするなら

ITエンジニアのキャリアアップに特化し、転職時の平均年収アップ額が138万円という実績を持つエージェントです。コンサルだけでなく事業会社やDX部門への転職でも年収UPを実現した実績があります。

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レバテックダイレクト|まずは選択肢を把握したい人向け

IT・Web系に特化したスカウト型の転職サービスです。登録するだけで企業から直接スカウトが届く仕組みで、届くスカウトの約93%が面接確約。

「コンサルに行くか他の道か、まず選択肢を見てから判断したい」という方にとって最もハードルが低い第一歩です。

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まとめ

SIerからITコンサルへの転職で後悔する人は「年収UPだけが動機」「SIerから逃げたい」「コンサルをゴールだと思っている」人です。一方、成功する人は「期限を決めて経験を積む」「具体的な目的がある」「コンサル以外も比較した上で選んでいる」人です。

コンサルはキャリアの加速装置として非常に有効ですが、万人に向いているわけではありません。大切なのは、コンサルだけに選択肢を絞らず、自分の市場価値を把握した上で冷静に判断することです。

もし今「SIerからコンサルに行くべきか」と迷っているなら、まずは転職エージェントに登録して、コンサル以外も含めた選択肢を確認してみてください。比較対象があるだけで、判断の精度は格段に上がります。


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