転職ノウハウ

ITエンジニアの職務経歴書の書き方【テンプレート・例文あり】採用担当者に刺さる書き方を解説

2026年03月05日

「職務経歴書、何をどう書けばいい?」

「スキルを羅列するだけじゃダメ?」

「経験が浅いと不利になる?」

ITエンジニアの転職活動において、職務経歴書は書類選考を突破するための最重要書類です。しかし「何をどう書けばいいのか」「技術スキルをどう伝えればいいのか」と悩むエンジニアは多くいます。

本記事では、採用担当者・技術担当者の目線から刺さるITエンジニアの職務経歴書の書き方を、テンプレート・例文付きで徹底解説します。

職務経歴書とスキルシートの違い

まず、よく混同されがちな「職務経歴書」と「スキルシート」の違いを整理しておきましょう。

職務経歴書 スキルシート
目的 これまでの経験・実績・志向を伝える 技術スキルを一覧で伝える
内容 経歴・実績・自己PR・志望動機など 言語・FW・DBなどの技術スタック
使う場面 正社員転職・書類選考 フリーランス案件・正社員転職どちらも

正社員転職では職務経歴書がメインです。スキルの羅列だけでは「何ができるか」はわかっても「どんな成果を出したか」「どんな人材か」が伝わりません。採用担当者が知りたいのは後者です。

ITエンジニアの職務経歴書の基本構成

職務経歴書は以下の構成で書くのが基本です。

  1. 職務要約(3〜5行):これまでのキャリアを簡潔にまとめる
  2. スキルサマリー:言語・FW・DB・ツール・資格などを一覧化
  3. 職務経歴(プロジェクト単位):在籍期間・会社名・プロジェクト概要・担当工程・使用技術・実績
  4. 自己PR:強み・仕事への姿勢・入社後に活かせること

各セクションの書き方のポイント

① 職務要約:「何者か」を3〜5行で伝える

採用担当者が最初に読む部分です。「どんな技術で・何年・何をやってきたか」を端的にまとめましょう。

例文:

Webアプリケーション開発エンジニアとして5年の経験があります。主にPHP/Laravelを用いたバックエンド開発を担当し、直近2年はリードエンジニアとして3名のチームをまとめながら開発・設計に携わってきました。大規模ECサイトのパフォーマンス改善でレスポンス速度を40%向上させた実績があります。今後はより上流工程(要件定義・アーキテクチャ設計)に関わりながら、技術とビジネスをつなぐエンジニアを目指しています。

✅ ポイント:技術・年数・実績・今後の志向をすべて盛り込む

② スキルサマリー:見やすく・正直に書く

言語・フレームワーク・DB・インフラ・ツール・資格をカテゴリー別に整理して書きましょう。経験年数や習熟度(業務経験あり/個人開発レベル)も添えると親切です。

例:

カテゴリー 内容
言語 PHP(5年)、JavaScript(4年)、Python(1年・個人開発)
フレームワーク Laravel(4年)、Vue.js(3年)
DB MySQL(5年)、Redis(2年)
インフラ AWS(EC2/S3/RDS/Lambda)、Docker
ツール GitHub、Jira、Slack、Figma(閲覧)
資格 基本情報技術者(2021年)、AWS SAA(2023年)

⚠️ 注意:実務経験がないのに知っている技術を「使えます」と書くのはNG。「個人開発レベル」「学習中」と正直に書く方が信頼されます。

③ 職務経歴(プロジェクト詳細):実績を数字で示す

プロジェクト単位で書きます。最低限以下の情報を含めましょう。

  • 期間(例:2022年4月〜2023年12月)
  • プロジェクト概要(何を作ったか・規模)
  • 担当工程(要件定義/基本設計/詳細設計/実装/テスト/リリース/運用保守)
  • 使用技術
  • チーム規模・自分の役割
  • 工夫した点・実績(できれば数字で)

例文:

【2022年4月〜2023年12月】大手ECサイト リニューアル開発
概要:月間100万PVのECサイトをモノリスからマイクロサービスへ移行するリニューアルプロジェクト
規模:開発チーム8名(自分はバックエンドリード)
担当工程:基本設計/詳細設計/実装/コードレビュー/リリース
使用技術:PHP/Laravel、MySQL、Redis、AWS(ECS/RDS/ElastiCache)、Docker
実績:
・APIレスポンス速度を平均40%改善(2,000ms → 1,200ms)
・コードレビュー導入によりバグ発生件数を前年比60%削減
・後輩2名のオンボーディングを担当し、チームの開発速度を1.3倍に向上

✅ ポイント:「何をやったか」ではなく「どんな成果を出したか」を数字で示す

④ 自己PR:「この人と働きたい」と思わせる

技術スキルだけでなく、仕事への姿勢・強み・チームへの貢献を伝える場所です。

例文:

私の強みは「課題の本質を捉えて技術で解決する力」です。パフォーマンス改善の際も、単に既存コードを最適化するだけでなく、ボトルネックの原因をDB・アプリ・インフラの各レイヤーで分析し、根本的な解決策を提案してきました。また、チームメンバーへの技術共有や後輩育成を積極的に行い、個人の成果だけでなくチーム全体の底上げを意識して働いてきました。貴社では上流工程にも携わりながら、ビジネス課題を技術で解決できるエンジニアとして貢献したいと考えています。

経験が浅い人・第二新卒の書き方

「経験1〜2年で書くことがない…」と感じる人も多いですが、経験が浅い分は「姿勢・成長速度・ポテンシャル」で補うのがポイントです。

  • 担当工程が少なくても、「どんな点を工夫したか・何を学んだか」を具体的に書く
  • 個人開発・副業・OSS貢献があればGitHubのURLと合わせて記載
  • 資格取得・技術ブログ・勉強会参加など学習への姿勢をアピール
  • 「なぜIT業界を目指したか」「どんなエンジニアになりたいか」の志向を明確に書く

よくあるNG例

NG OK
「Javaを使用した開発経験あり」 「JavaでRESTful APIを設計・実装(3年、Spring Boot)」
「チームメンバーとして開発に参加」 「5名チームのバックエンド担当として実装・テストを担当」
「業務改善に取り組んだ」 「デプロイ自動化によりリリース作業時間を週3時間→30分に短縮」
スキルを全部羅列する 実務で使ったものと学習レベルのものを明確に分けて記載

職務経歴書を書いたら転職エージェントに添削してもらおう

職務経歴書は自分では気づきにくい表現の弱さや抜け漏れがあります。転職エージェントを活用して、プロに添削してもらうのが合格への近道です。

ITエンジニア転職に強いエージェントは書類添削・面接対策まで無料でサポートしてくれます。

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